本当に大切なことは誰にも教えたくない

10年ほど前からメンタルを傷つけて病んで悩んで、自分なりに導き出した結論。たまに日常。

人と関わることを敬遠してきた主な理由

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 俺が積極的に人と関わることを敬遠してきた主な理由は、過去に酷いことをして、酷いことをされた経験があるからだ。しかしそれは、逃げる理由としては最もシンプルで分かりやすく、都合のいい文言だから大きく打ち出してるだけで、本当に核心的な理由は別にある。

 

 例えば、入学とか、入社とか新しい出会いの場があったとして、出会ってすぐはお互いがどんな過去を歩んで、どんな経験と考え方を積み重ねてきたのかは分からない。でも一緒に過ごす時間が長くなれば、次第にそれらは目に見えるようになって、その人物の人となりが分かってくる。

 俺の場合、新しいことに挑戦する機会があるのに、そこから逃げて、何も蓄積せず、何も感じてこなかった薄っぺらいつまらない人間だということが明らかになっていく。

 それが怖かった。

 

 他人に失望されたくなかったんだ。

 

 特に、自分が好きだと感じる人にそう思われることが一番怖かった。俺が面白いと思う人たちは、大抵友達が沢山いて、色んなことに楽しそうにチャレンジを続ける人が多いから、どうせ俺がその人たちに興味を持って親しくなろうとしても、いずれバランスが崩れてそれまでだと卑下してきた。

 仲良くなった後失望されるくらいなら、初めから嫌われた方が楽だった。

 

 今は少し状況というか心境の変化があって、切り離してきた過去と向き合って引っ掛かりを解消したり、新しいことに挑戦したりして、自分の幅を広げたいって思えるようになったから、色んなことを共有できる自信があるし、チャレンジする怖さを一緒に楽しむことが出来る。

 人との接し方も、物事に向き合う姿勢も、大学に入った当初の俺からは想像もつかない変化だなと思う。しかも変化のスピードがとても速い。

 最近は前向きな自分も割りと気に入ってる。