本当に大切なことは誰にも教えたくない

10年ほど前からメンタルを傷つけて病んで悩んで、自分なりに導き出した結論。たまに日常。

一片の曇りなく尊敬できる人

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 俺の人生において、心の底から一片の曇りなく尊敬できる人が一人いる。今までこの感覚は直感的なもので、どうしてそう思えるのか、ちゃんと考えたことがなかった。

 

 まずその方は、普段とても寡黙なのだが、それは俺の前でだけというわけでもなく、昔から家族の前でも物静かな人だったらしい。それでも人として大切なこと、自分にとって大切な存在が関わった時は黙っていない。近親者に聞いた話によると、例えば食事の作法であったり、お世話になった人への礼儀というものに関しては厳しく躾けられたらしい。また家族や身近な人の安全・健康に関わることについては声を荒らげて叱ることもあり、連絡なしに帰宅が遅くなった娘に対しては今まで見たことが無いくらいの怒りを見せたらしい。

 

 こうやって書いてみると、俺がその方を尊敬する理由は、普段は寡黙という点に加えて、人として欠いてはいけない重要な事柄はズバッと主張して、かつ自身もその発言内容をきちんと実行しているからだと分かってきた。 

 

 俺はあの人みたいにかっこいい男になれるか分からないけど、出会ってから今まで沢山のことを学ばせてもらって、人が人の集団の中で生きていく上で大切にしなければならないことを段々と身に付けることが出来ていると思う。

 

 そんなかっこいい祖父、これからも元気で過ごしてほしい。