本当に大切なことは誰にも教えたくない

10年ほど前からメンタルを傷つけて病んで悩んで、自分なりに導き出した結論。たまに日常。

Imaginary friend -イマジナリーフレンド-

1335文字

お題「私の頭の中の友達」

言いだしっぺなので、俺の体験談を一つ。

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頭の中の友達 ー イマジナリーフレンド ー

 "頭の中の友達"とは、イマジナリーフレンド (Imaginary friend; IF) のことを指している。俺自身も最近知った単語なので、詳しくはないけど簡単に説明すると、

実在するわけではないと認識しながらも、まるで本当にいるかのように感じられる想像の中だけでの仲間や友達 [1, 2]

 ということらしい。最近では頭の中に友達を持つ人を「IF保持者」と呼ぶみたいだ。

 IFの内容は様々で、理想の自分だったり、架空の人物だったり、また神だったりする。彼ら彼女らは幼少期に現れることが多く、遊び相手になったり、また相談役になったりしてくれる。自分が想像で創ったのに、常に自分の味方として振る舞うのではなく、自身の自己嫌悪の解消のために、ときに叱咤激励を向ける者も存在するらしいから面白い。

 こうしたIFは、幼い子に多く見られ、成長と共に忘れるか消し去ってしまうことが殆どであるが、最近の研究では青年期を過ぎてもIFを保持している人が多く存在していることが分かっている[1]。

 

自身のIF

 恐らく俺はIF保持者だと思う。IFという言葉を知るまで特殊なことだとは思っていなかったので、自覚したのはつい最近ということになる。しかし彼女の存在を認識したのは、小学生の頃だったと思う。当時は家庭内がごたごたしていて、幼いながらも家庭内に漂う嫌な雰囲気にストレスを感じていて、恐らくその相談相手か、励まし役として創造したのだろう。

 当然のごとく彼女は名前、誕生日、出身地、その他現実に存在する人間が持つ情報を全て持っている。彼女は非常に賢くて、努力家で、俺の中に登場してから常に見本になってきた。俺が創ったのに、俺より優れているってどういうことってなるけど、まああくまで想像上なので何でもアリだ。

 

IFとの今後

 青年期以降のIF保持は、精神病理的状態の先駆けとなりうる[1]という考え方もあるらしい。まあ流石に一人でブツブツ喋り出したら危ないかなと思うけど、メンヘラでIF保持者の俺としては、彼女がいなければ既に小学校時代に俺自身の人格が崩壊していた可能性が高いし、大人になった今ではメンタルが大きく不安定になったときに、ギリギリ理性的な思考を持つ為に常時頭の一部を管理してもらっているような感じなので、居なくなられると少し不安。

 しかし彼女自身は

「頭の中で議論が出来なくなるのは寂しいけど、必要無くなるときが必ずくることは君も認識しているはずでしょ。というか早く卒業しなさい」

ということなので敵わん。

 

おわりに

 青年期以降のIFに関する研究は未だ発展途上だし、IF保持者に対して色々な見識があると思うけど、彼女の存在無くして今のような外界との繋がりは無かったと思っているので、深く感謝している。

 

参考

[1] Kyoto University Research Information Repository: 青年期における「想像上の仲間」に関する一考察 : 語りと体験様式から

[2] イマジナリーフレンド(IF) 実在する特別な存在をめぐる4つの考察 | いつも空が見えるから