本当に大切なことは誰にも教えたくない

10年ほど前からメンタルを傷つけて病んで悩んで、自分なりに導き出した結論。たまに日常。

子どもを産み育てること

『結婚して子どもを産むことがそんなに偉いんですか?』

たまにこういう色んな感情が絡み合った一文を見かける。特に女性の方が発する機会が多いと思う。どんな言葉を投げかけられてそう反応したのかを想像してしまうと少し落ち込むけど、そういう感情を度外視すれば、結婚せず子どもを産み育ててこなかった人たちよりは遥かに偉いと思うよ。

 まず結婚に関してだけど、違う環境で育ってきた他人同士が家族になって何年何十年と共に生活していくのはとても難しいことだ。数か月や数年の交際期間で生活に関するあらゆる事柄に対する習慣を調整していくのは不可能だし、子育てについての思想を確認しあうのもそんな簡単なことではないと思う。例え世界で一番親しい者同士の男女であろうと。

 次に子を産み育てることについて。簡単に子を授かる人もいるし、治療を重ねて授かる人もいるけど、出産というイベントがいつも命がけというのは同じだと皆知ってる。そしてそんな大変な大仕事をこなした後、20年前後の歳月と莫大な体力・財力を費やしてその子を社会の一員へと育て上げる苦労は計り知れない。育て上げるまでの過程は、家庭によって色んな特色があると思うけど、他人を傷つけないことと、公共の福祉を害さないというモラルを育む最低限度の意識を持ってくれていれば、他所さまの育て方にあーだこーだ横槍を入れる気はない。

 ただ単純に、上記の大変な2つの事柄をこなしてきた人間を俺は偉いと思う。しかし残念なことに、それ以外の所作によってそれらの評価を帳消しにしてしまう連中は沢山いる。例えば結婚して子どもをつくったことを偉そうに語るとかね。つまり、あくまで子を産み育ててきた人にプラスの評価は付くけど、してこなかったからといってマイナスがつくわけではない。きっと違う形で人として大小の仕事をこなしているだろう。

 俺は両親に産み育ててもらってなきゃ多くのことを学び、多くの人との出会いを経験出来てないし、そういうきっかけを創造してくれた2人は素晴らしいじゃないかなと思う。それ以外も全て素晴らしいかは怪しいけどね。