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本当に大切なことは誰にも教えたくない

10年ほど前からメンタルを傷つけて病んで悩んで、自分なりに導き出した結論。たまに日常。

賑やかな朝をのこして

    俺は賑やかな朝が大嫌いだ。

    小学校の頃は親父の的外れな怒鳴り声と、母親の嗚咽混じりな反論で目覚めてた。当然全ては親父側の落ち度が原因だった。母親も当時から俺と似たような病気だったから絶対俺が守らなければならないと思っていたが、それには俺は幼すぎた。小学校から中学校の時の親父がいない期間はとても朝が静かで、早く起きるのが大好きだったな。

    また、現在では起床が6時以降となる日の朝は、弟と両親の口論が起こしてくれる。俺にとって爽やかに過ごせる朝はだいたい3時から5時までといった所だろう。その時間帯に起きれば朝の支配権は俺が握る事になるから静かだ。情けないことに信念の無い弟と親父は俺に反論する度胸を持ち合わせていないし、母親が怒鳴りそうな事は俺が代わりに笑顔で言い放つ。怒鳴る事に意味など無い事を知っているのは何故か俺だけだ。

    でももうこんな馬鹿げた気を遣わないと静かな朝が手に入らないなら、俺はもう目覚めなくて良い。子どもにとって家族の、親の怒鳴り声がどんな影響をもたらす物なのか絶対に忘れない。俺は親に向いた人間じゃないけど、子どもの心をぶち壊すようなことはしないよ。
    いつか賑やかな朝を迎えるのが好きになれたら、賑やかな朝をのこして静かに眠るのが俺の夢だ。