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本当に大切なことは誰にも教えたくない

10年ほど前からメンタルを傷つけて病んで悩んで、自分なりに導き出した結論。たまに日常。

相手の立場に立って

    誰しも人生のどこかで
「相手の立場に立って考えましょう」
的な話を聞かされたことがあるだろう。俺の考えとしては、正しい主観の持ち主は相手の立場に立って考える必要は無い。相手の立場に立って理解するよりも、眼に映る相手の姿だけで主観的に相手の気持ちを理解できることの方がよっぽど高等技術だと思う。

    相手の立場に立って考えろと言う割には、その行為に大きなリスクが生じるという事を誰も教えてくれない。

そのリスクとは"心の侵食"だ。

    優しい性格と相手の心を考えるのが上手いばかりに、自分の主観で考えることを忘れ、最期には自分の心を見失う。また、自身の心が敏感で繊細な場合、相手が負の感情を抱いているとそれに同調し、傷付く。厄介なことに正の感情に比べて負の感情は同調しやすいものだ。さらに、本当に敏感な心を持っている人は、直接対面しなくとも間接的な情報だけで、つまり映像や文字を見ただけで心を感じ取るし、日常で意識しなくとも空気中に浮遊する感情を拾ってしまう。

    相手の立場に立って考えるのは良いことだけど、主観を完全に失ってはならない。そして、もし自分が繊細で敏感な心の持ち主だと思うなら、相手の立場に立って考える習慣を無くした方が良い。相手の気持ちを考えるには、主観で相手を見るだけで充分だ。

    自分の心が充分残ってる内に心を守る訓練しとかないと、色んな感情が流れ込んできて人と喋れなくなるよ。俺みたいに。