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本当に大切なことは誰にも教えたくない

10年ほど前からメンタルを傷つけて病んで悩んで、自分なりに導き出した結論。たまに日常。

沈黙とは正に金

考え こころ
    俺は社会の駆け足な会話について行けない。みんな間も無い掛け合いを展開していて凄いなあと思う。さぞかし頭の回転が速いんだろう。

    いまの世には沈黙を許してくれる人が少なすぎる。俺にとって沈黙とは正に金。カーライルが説いた意味とは少し違うかも知れないけど、俺はそう思う。この世に価値の軽い沈黙なんて無い。
    まず沈黙は、言葉を強調し、会話に抑揚を生んでくれる。俺みたいに話し下手の言葉にも力を宿してくれる神秘的な時間だ。
    また沈黙は時の流れを緩やかにする力を持っている。このゆったりした時間は、相手との距離を測るチャンスだ。会話をしていて、相手の返答を待たずして喋り出してしまうと、せっかく深い所から出て来ようとしていた本音の出番を殺してしまう。逆に自分が創り出す沈黙を受け入れてもらえると安心する。それは沈黙している間、人はじっくりと気持ちを整理しているからだと思う。その時間を待ってくれると、自分の本当の気持ちを聴こうとしていると感じられる。回答を出す前に相手に喋られてしまうと、急かされてる気がして疲れるよ。

    俺にとってのコミュニケーションは、相手が生み出す沈黙の時間をのんびり見守る事にある。
    まあ、会話する機会なんてもう全然無いんだけどね。手に入れたチャンスで金を発掘できるかはまた別の話だ。